7月9日(日)に和食の頂き方~応用編~を開催いたしました。
今までの基本講座をご受講下さった方々の次のステップとして応用編をご用意しているため、ウェブやFacebookでの告知はしませんでした。
(応用編に興味がある!という方は、まずは基本講座をご受講くださいませ)

応用編のお品書きはこちら↓

お品書きの漢字の読みも難易度を高めです。
「玉蜀黍」や「蕃茄」、読めますか?
玉蜀黍は読める方いらっしゃるかと思いますが、蕃茄はあまりいないのでは??
(玉蜀黍 = とうもろこし、蕃茄 = とまと)
またお食事も、殻付きの食材(枝豆)、種がある食材(青梅、西瓜)、骨付きの旬の魚(鮎)といった、難易度の高い食材をご用意しました。(詳細はお品書きをご覧ください)

鮎の頂き方はコツが必要で、皆さん苦戦されていましたが、上手に頂けた方もいらっしゃいました。
また、懐紙も今までにない様々な使い方をお伝えし、お食事中の活用頻度がかなり上がりました。

基本の作法から一歩進めた応用編は、よりお料理を深く理解し料理人の思いを汲める内容にフォーカスしています。
陰陽五行説に基づく「五味 五色 五法」の定式など、バランスを整えることでお食事をより深く味わい、季節感を感じる為に知っておくべき知識をお伝えしました。
料理人は縁起を担ぎ、季節感や旬、器や食材(山海里)の彩のバランス、そして味付けのピークを十分計算して、最高のお料理を作って下さっています。

頂く私達もそれを感じ、ありがたく感謝して頂きたいものですね。

ちなみに、今回の「日本の伝統行事について」は、「七夕」についてお話ししました。

いつもご協力下さる初代割烹高橋さんに深く感謝します。
お食事はどれも本当に美味ですが、今回のとうもろこしご飯は格別でした‼

 

お店について↓
<初代割烹高橋>
住所  東京都渋谷区上原2-48-11 ハニハラビルB1
HP   http://takahashi104.com/
2012年10月4日に代々木上原に『初代 割烹 高橋』を開業。
ミシュラン東京2015・2016・2017にて3年連続ビブグルマン取得。
高橋料理長の出身地である広島の地酒や地魚を中心とした本格的な日本料理を提供する。
食べた人が笑顔になるような活力の湧く美味しい料理を提供していくのがテーマ。

*ビブグルマンとは、星は付かないがコストパフォーマンスの高い食事を提供するミシュラン調査員おすすめのレストランを表すものです。