ご報告が遅くなりましたが、15()「和食のいただき方講座~新春編~」を開催いたしました。

今回のお料理は新春編ということで、おせち料理の三種の神器(祝い肴3)やお雑煮、めでたいお正月を祝う鯛、また節分を先取りして鰯を使った小袖鮨をご用意頂きました。
ちなみに、おせち料理の三種の神器(祝い肴3)
・ 黒豆
・ 数の子
・ 田作り(ごまめ)

新春に相応しい、おめでたい御祝い会席です。

最初の40分は会席料理を頂く際のマナー、お箸の作法、器の取り扱いルール、懐紙の使い方などをお伝えする座学です。
初めて知ったという内容もあったようですが、「あぁ、そういえば小さい頃に親に言われていました」「あ、呼び方は知らなかったけど、そのお箸の持ち方はお行儀が悪いって言われていました」などと思い出されることが多く、お作法の再確認になった方もいらっしゃいました。

その後はお食事と共に一つ一つの頂き方をお伝えしていくのですが、今年から日本の伝統についてもお話をいれることにしました。
今回お話しした内容は簡単に挙げると、
・ おせちの由来と意味
・ おせち料理各種に込められた意味
・ お雑煮について
・ 祝箸の意味と作法
・ 人日の節供について
・ 節分の由来と意味、お料理、など。
お食事を頂きながらお話ししたのでそれぞれをあまり深くお話しは出来ませんでしたが、子供の頃の思い出が蘇ってきた方々が多く、「お話が聞けて良かった」という声を頂きました。
改めて知って頂くことで、日本の伝統をより大事にして頂けたら嬉しいです。

 

料理長が今回の為に考えて下さった新春の祝会席は、参加者の皆さんに大好評でした。
個人的には鰯の小袖鮨!
鰯がトロっとして柔らかく本当に美味でした。
いつもながら、素晴らしいお料理を出して下さる料理長と話を盛り上げて下さる女将に感謝します。
そして、ご参加下さいました皆様、どうもありがとうございました。


最後に
参加者の方々にお土産をご用意しました。
明治神宮の福豆を参加者の皆さんに小分けしてお福分け。

お店について↓
<初代割烹高橋>
住所  東京都渋谷区上原2-48-11 ハニハラビルB1
HP   http://takahashi104.com/
2012年10月4日に代々木上原に『初代 割烹 高橋』を開業。
ミシュラン東京2015・2016・2017にて3年連続ビブグルマン取得。
高橋料理長の出身地である広島の地酒や地魚を中心とした本格的な日本料理を提供する。
食べた人が笑顔になるような活力の湧く美味しい料理を提供していくのがテーマ。

*ビブグルマンとは、星は付かないがコストパフォーマンスの高い食事を提供するミシュラン調査員おすすめのレストランを表すものです。