公益社団法人麻生法人会の青年部「サンエー・クラブ」主催のサンエー塾の勉強会で講師をさせて頂きました。

今多くの企業にとって一番欲しい人材#1は間違いなく「コミュニケーション力のある人材」で、社内コミュニケーションが取れずに悩んでいる企業、経営者、部下を持つ上司は年々増えています。
そんな時代背景あってか、多くの方々がご参加下さいました。

コミュニケーションの基本は「相手を知る」ことから始まります。
知るにしても、男女間で考え方も違いますし、世代間で(時代背景の違いから)常識と思う事も違えばスタンスも違います。

また、コミュニケーションと言っても話すだけがコミュニケーションではなく、かなり大きな部分は非言語コミュニケーションが占めています。
非言語コミュニケーションとは:
1.しぐさ(体の姿勢、向き、手足の動きなど)
2.表情(目線、顔の位置、口元や目元の動きなど)
3.声(トーンやスピード、アップダウンなど)
4.感情

お互いを「知り」、互いが「歩み寄って」初めてコミュニケーションになります。

今回はお題がコミュニケーションでしたので、私の講義を聞いて頂くだけでなく、積極的に参加者同士がコミュニケーションをとれるような4-5名1組のグループワークをセミナー内で行いました。
緊急事態に陥った時にどう対処するかというワークですが、グループメンバー全員がバラバラに動いてしまうとまとまらず緊急事態が回避できません。
その為、限られた時間内でグループメンバーが意見を交わし一致団結して対処することが必要になります。
どう対処すべきか相手の意見を聞こうとする姿勢、また自分の意見を理解してもらおうと出来る限り分かり易く話そうとする姿勢、積極的に議論を交わす姿などが見れました。
結果、やはり参加者が経営者の方々だけあって皆さん良くコミュニケーションが取れてらっしゃいました。

参加者の方々から一番多かったフィードバックは「自分の事を見直す/考える良い機会になった」という言葉でした。
コミュニケーションの取り方に改めて気づき、こうしたら改善できる!という先の姿まで見えた方々が多かったようです。

当日は写真を撮ることをすっかり忘れてご報告になるような写真はありませんが、告知フライヤーだけでしたらこちらからご覧ください↓
http://www.azabu-hojinkai.or.jp/schedule/170915sanei/