ワインと共に楽しむイタリアン...カンブーザにて

4月16日(日)に「ワインと共に楽しむイタリアンのテーブルマナー特別講座」を開催いたしました。
今までのイベント形式のテーブルマナー講座と違い、初の①夜開催&②ワインのペアリング提供を含む特別講座でした。

ペアリングとは?
お食事に合わせてそれぞれのお食事に合ったワインを、お食事とペアで出して下さることを言います。

開催店は予約の取れない名店として名高い横浜のCambusa(カンブーザ)。
カンブーザさんが16日の為にご用意くださったメニューはこちら↓
左がお食事、右はそれぞれのお食事とペアになる飲み物です。

お食事はどれも本当に美味しく、参加者の皆さんは1品1品に大感動でした。
また、それぞれのお料理とペアとなるワインが大変絶妙で、まずワインを味わい、そしてお料理を味わい、そしてまたワインを味わう、するとワインがお食事と共にどんどん表情を変えます。
これがまた参加者の皆さんにとって素晴らしい感動だったようです。

実は1人、お酒は飲めないけれども参加したい!と仰ってご参加下さった方がいました。
カンブーザさんにお願いし、その方にはノンアルコールのペアリングをご用意頂きました。
「ノンアルコールでペアリングなんてあまりないので、楽しみながら何をお出ししようと考えました」と、マネージャー兼ソムリエの井上氏が笑顔で仰っていました。その甲斐あって、素晴らしいノンアルコールのペアリングに、ご参加下さった方も大変満足して下さったようです。
中でも、ピッツァにロゼのスパークリングを合わせた時、ノンアルコールはハイビスカスティーに炭酸を加え、ロゼのスパークリングそっくりのドリンクを出して下さった時は、私自身も感動しました。

帰りにオーナー兼ピッツァイオーロの高田氏とマネージャーの井上氏が、私達が見えなくなるまでいつまでも見送り手を振っていて下さったことも、参加者の皆さんの心に響き、「絶対にまた来る!」と口々に仰っていました。

ペアリングされたお料理とワインの写真を撮ってアップしたかったのですが、(マナー講師という手前)お食事中に写真を撮れなかったことが若干悔やまれます…(お食事中に写真を撮ることは、気持ちは大変分かりますが、マナーとしてはよろしくありません)
かろうじて…出して下さったワインのボトルだけ、最後に写真に収めアップできました。

テーブルマナーも、もちろんしっかりお伝えしました。ナイフとフォークを使ったピッツァの頂き方には、スマートな大人としてレベルアップしたように感じた方がいらっしゃいました。
スプーンを使わないパスタの頂き方にはやはり皆さん苦戦してらっしゃいました。
日本人は蕎麦やうどんを幼少期から口にし、音を出して食べることに慣れています。その為、パスタも音を出してズルズルと食べがちですが、それはマナー違反です。

特別講座を終え、大人として身につけるべきマナーと、その上で楽しくお食事をいただくことが、素敵な大人への入り口♪と感じて下さったようです。

ご参加下さった皆さまと、オーナー兼ピッツァイオーロの高田氏とマネージャーの井上氏　↓