イタリアンのテーブルマナー講座を開催しました。
参加者の皆さんは「何となく知っていたけど、ちゃんと学ぶ機会は初めて」と楽しみにご参加下さいました。
ナポリの定番で多くの方に愛されているお料理、そして女性に好まれるメニューです。
男性はこのメニューだけでもマスターしておくと、女性を連れてお食事に行った際にお食事の提案をスマートに出来ますし、「あ、この人女性の好みを知っているな」と好感度アップは間違いないですね。
講義のスタートは、イタリア人がお食事する時に最も大切にするマナーは何か、から。
テーブルマナーは、イタリアもフランスも同じヨーロッパ大陸ですから似ているところはあります。ですから、どちらか一方でもマナーを知っていると、ビジネスでもプライベートでも自信を持ってお食事することが出来ます。
しかし、イタリアにはイタリアのこだわりがあります。ですから、違いを知っておくとよりイタリア料理を楽しんで味わっていただくことが出来ますし、お相手にも教えてあげると喜ばれます。
全般的なテーブルマナーをお伝えした後は、実際にお食事が出てきて実践です。
一皿一皿、ピッツァの頂き方のマナー、パスタ(タリオリーニとペンネ)の頂き方、お魚、お肉の時、そしてお皿に添えられたレモンはどうする?などなど、頂き方をお伝えしました。
メインが出てきた頃にパルテノペ総料理長にイタリア時代のお話しを伺いました。
イタリア人のお食事はまずパンから始まるとか、シェフのイタリア時代の苦労話、郷土料理のお話しなど、シェフのお話しはとっても興味深くお料理に更なる味わいを加えてくれました。
最後に、「高くて美味しいは当たりまえ。僕はこの金額でこんなに食べれるの?この金額でこんなに美味しいの?を目指したい」そして、「お料理を頂く際に、その文化や歴史などを思い浮かべてみてください。より楽しめますよ♪」と仰っていました。
テーブルマナーを大切にしながら、お料理のことやその文化や歴史などを会話しながらお食事頂けたら、お相手を喜ばせられる素敵な時間になるはずです。
参加者の皆さんはニコニコで、楽しかった~♪、美味しかった~♪、勉強になった~♪、と、口々に仰っていました。
私にとっても嬉しい1日でした♪ ありがとうございます♡
お店について↓
<パルテノペ 恵比寿店>
住所 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-22-20恵比寿幸和ビル
HP http://www.partenope.jp/shop/ebisu.html
総料理長 渡辺陽一シェフ
昭和59年に渡伊し、在ローマバチカン日本大使館・大使付料理長に就任。その後10年間に渡る修業を重ねイタリア国内のリストランテの料理長をも経験する。2000年東京・広尾に ピッツェリア PARTENOPE(パルテノペ) をオープン。その後、恵比寿、品川にパルテノペをオープンし、第一線のイタリアンシェフとして活躍中。得意とするのは南イタリアの伝統的な地方料理、特に6年間滞在経験のあるナポリの郷土料理。モットーはイタリア人に認められたイタリア料理を日本の皆さまにお出しすること。創作ではない本物のイタリアの食文化を日本で広めること。